がん患者のためのスヴェンソン
スヴェンソンでは、がん患者さんのための医療用ウィッグを取り扱っています。その歴史も古く、医療用のウィッグにいち早く取り組み始めたのはスヴェンソンだと言われています。病院での勉強会なども開かれ、積極的に患者さんのための活動を行なっています。
がんの治療では、抗がん剤を使う治療が一般的です。そして、抗がん剤の副作用として起こるのが脱毛です。脱毛は、抗がん剤を使い始めてから3週間ほどで抜け始めます。それから2ヶ月の間に90%近い髪の毛が抜けてしまいます。そのあと、残りの10%もゆっくりと抜けていきます。これは、抗がん剤治療が終了すると徐々に元に戻って行きます。
医療用ウィッグを使う期間は、スヴェンソンでは、治療の初めから完全に自分の毛が元に戻るまでを対象としています。スヴェンソンで医療用ウィッグを作る流れとしては、まず、治療前と同じ髪型を希望する場合は、治療を始める前にウィッグの用意をしていきます。
治療中は抗がん剤の影響でむくみが起きたりするため、頭のサイズが数センチ単位で変化します。スヴェンソンでは、細かな調整を行なって、常にぴったりフィットした状態で快適にウィッグが使えるようにしてくれます。
治療が終わると1、2ヶ月で髪が生え始めます。完全に自毛が生えそろうのは約1年です。その間は綺麗に揃って生えてくるわけではないため、こまめにカットして整えます。
スヴェンソンのサロンは完全個室ですので、一連の流れも他の方に見られたりすることなく過ごせます。治療の間も、変わらないヘアスタイルでいることは安心にもつながります。ぜひ医療用ウィッグを使われることをお勧めします。
